ポートフォリオサイトのプロフィールはどう書くか - ウェブデザイナーになるには
ポートフォリオサイトの構成要素はシンプルで、プロフィール、作品、連絡先だけとなる。連絡先はプロフィールに含めてしまうとするとポートフォリオサイトの構成はプロフィールと作品だけとなる。ではプロフィールはどう書いたらよいのだろうか。これが意外と悩む。
プロフィールはうまく書けば、興味や共感を引き出すコンテンツとなる。控えめに書いてしまうと何も伝わらないプロフィールになってしまう。過剰に書くと嫌味のあるプロフィールになってしまう。
何をやってきたのか、何をやろうとしているかを簡潔にまとめよう
プロフィールは過去何をやってきた人なのか、どういうバックグランウドをもっているか、専門や得意なことは何かをまずかく。その際、年代、数字、案件名を公開できる場合はいれた方が客観性が増す。
その上で、今後は何をやりたいのか、いまの課題や目標を書いておくとその人のベクトルがみえる内容になる。過去の実績だけを書いてあるプロフィールが多いのが現状である。
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肩書きは難しい
Webデザイナーといっても内実のスキルは様々である。本当に表面のデザインやHTML、CSSだけしかできない人は少数だろう。ほとんどの人はプログラム的なことも書くし、UI設計も行う。これらを正確にひとつの肩書きで示すのは難しい。例えばあるインタラクティブコンテンツを得意としているFlashデベロッパーは一般のメディアででるときはあえてWebデザイナーという肩書きである。実際の彼の仕事内容は経営者、プランナー、映像ディレクター、物理・数学ベースが得意なフロントエンドプログラマーだったりする。媒体も、Web、屋外広告、CMと様々である。
Webデザイナーという耐用年数がきれた言葉では彼の仕事の自体を示せない。かといって肩書きに、プログラマー、プランナー、デザイナーと列挙するのもただのマルチタレントのようにしかみえない。彼に限らずWebデザイナーという人は現場にいない。UI設計がうまいマークアップエンジニア、JavaScriptが得意なフロントエンドエンジニア、ロゴが得意なデザイナー等々がいるだけである。
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時系列詳細型
簡潔にと書いたが、年とともに何をやったかをたっぷりと詳細に紹介してゆくパターンがある。自分のホームページであればこういう詳細型が有効である。ZONOSTYLEのZONOさんのやり方は徹底的に自分をさらけだしたすごいやり方である。
生まれてから現在まで年代別に書いてあり、ミュージシャン時代、プー歴、下積み時代も隠さず書いてある。昔の借金の額まで書いてある。これは人によっては嫌味になってしまうおそれがあるが、ZONOさんの場合、さじ加減が絶妙で親しみやすさ、興味がわく内容になっている。凡人がなかなか真似をするのは難しいが、プロフィールを考える上で参考になる。プロフィールは何度も読んでもらえることはないと思ったほうがいい。ほとんどはワンチャンスで自分のことを覚えてもらえるかの勝負である。
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履歴書の自己紹介と違い、趣味、特技もかいておこう
履歴書の自己紹介だと、書いても趣味や特技は通常は選考のプラス情報にはなりにくい。ポートフォリオサイトの自己紹介ではこういうオフトピックも出来る限り書いておくとよい。プレゼンは自分のスキルや経験を売り込むというより、相手との共通点を探す作業でもある。出来る限り、自分の興味のあるものは書いておくとコミュニケーションの接点になる可能性がある。
過去の実績をかくときは役割を具体的にかく
大きな仕事になるほど、あれは俺がやったという人が何人もでてくる。そのときに「~に従事」だけだと具体的に何の仕事をしたのかが分からない。関わり方でも深くかかわったプロジェクトだけを選んで果たした役割をかこう。
プロフィール用の写真は難しい
プロフィールで難しいのは写真の選択である。ポーズがきまっていて異常に綺麗にとれている写真は不自然であるし、横向きでクリエイター気取りの人も嫌らしい。正面で顔のアップも履歴書の写真のようでヘンだ。
筆者が過去いた会社は営業マンは名刺に正面の顔写真を貼る会社だった。筆者はそれが嫌だったので、スタンプに加工して写真の代わりにつかった。プロフィールの写真はどこか崩さないとナルシストっぽくみえてしまうのでバランスに注意したい。
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