和歌山県に住む男性のHP(下記記載のHP)より転載します。
引用開始―――
平成11年(1999年)8月16日のお盆のことです。私が、母親を乗せた車で両親の家へ行くと、父親が表に出ていました。屋内には、見知らぬ人が6人いて、家宅捜索のようでした。
「何しとるんじゃ、おまえら何者じゃ」と怒鳴りつけると「県庁から来た。****様の措置入院のために知事の命令で診察に来た」と私の名をあげて説明しました。私には何がなんだか分かりませんでした。
「この家は私の家ではなく両親の住居であるから、この家から出て下さい」と退去を求めても出ません。そのころ、Aとの間のトラブルを起因として、(そのAがある宗教の信者であるところから、)その宗教の地方幹部Bとも険悪な関係になっていたので、まっさきに、その団体かと疑っていました。
怒りのあまり、それらの人々を相手に、怒鳴りつけ、ひと暴れしていたならば、間違いなく「精神障害あり」「自傷、他害のおそれあり」と同行していた、指定医師に診察されて強制入院となったと思います。
たまたま冷静に応対して強制執行の違法性を指摘して彼らを撤退させることができたので、運が良かったのです。間一髪で精神病院への強制入院から逃れられたのです。
私は身分証明書の提示を求めました。しかし、誰も提示しません。私が身分証の提示にこだわり続けたところ、1人が「これでいいやろ、和歌山県庁だ。」と証明の代わりに名詞をだしました。貰った名刺には健康対策課 主査 長島 隆 と示されていました。
知事の診察命令書の提示を求めました。彼らが提示したのは、命令書ではなく、2通の申請書A Bでした。(A Bをクリックすれば画像が出ます。)
申請者は、ある宗教の信者Aと、その宗教の地方幹部Bでした。
身分証明書も命令書も提示しないので、退却を求めて 一人づつ玄関から戸外へと押し出しました。正規の行政執行ではないと判断して、退却を求めました。
その時、同行していた女性(後に、和歌山市保健所保健対策室精神保健福祉相談員 廣澤多嘉子 と判明)が前面道路で、わざと近所に触れ回るように大声で「精神病の強制執行!強制執行!」と叫び続けました。
恥ずかしくてたまりませんでした。
「僕にも人権が有るのやで、大声で触れまわらないでくれ」と彼女に頼むと「強制執行される者には人権はない。身分証明書も見せる必要はない。名前を名乗る必要もないと」と何故か私を挑発して、私の暴発を求めている様子でした。
もし、この挑発にのっていたならば、今頃は閉鎖病棟の中です。
医師は、知事の命令なので診察をしないと帰れないと言い張りましたが、「あなたの一存で、私は隔離されてしまう恐れがある。身分証明書と命令書の提示がなく、違法であるから、私は診察を受けない」と診察を拒否したところ、6人は帰っていきました。その際、医師に名前を聞くと、和歌山県立医大医師 志波 と答えました。
その後、いつまた、強制収容に来るかと思うと、不安でたまりません。
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私とAとは中学の同級生で、親友でした。ところが彼は私の恋人に対してストーカーとなり強制猥褻を迫り始めました。
彼に抗議すると、二度とストーカー行為や猥褻行為をしないとAとAの母親が宣言しました。。
私も恋人の前で彼らに対して、次にストーカー行為、猥褻行為をやると「ぶち殺す位のことはする」と宣言しました。
ところが、彼のストーカー行為、強制猥褻は続きました。彼女はその被害を私に訴えると、怒りのあまり、私が殺傷事件を起こすことを心配して、私に伝えませんでした。彼のストーカー行為猥褻行為は更に激しくなったそうです。突然「彼のストーカー行為猥褻行為を止めることができないあなたと別れる」と言って彼女は去っていきました。
私は、約束を守らなかった彼と話し合おうとしましたが、彼は会おうとしません。再三にわたって、彼を訪ねましたが、会えません。
その後、彼の所属する宗教の地方幹部Bの家でAと話し合うことになりました。その話し合いは、会ったとたんにAは興奮して殴りかかってきました。私も、応戦しましたが、話し合いは決裂となりました。その翌日、刑事2人が、私のところへ来ました。
傷害罪での任意同行を求められましたが、「相手が先に殴りかかってきた。私も負傷している。」と言って拒否しました。今日は「逮捕状を持っていないが、いつでもおまえをぱくることができる。」と恐ろしいことを言って帰りました。
翌日、自ら警察署へ事情を聴きに行きました。
昨日の警官は「Bに事情を聴いたところ、君とAとの傷害は5分5分らしいな。本件は民事だと分かっている。話し合いで解決してくれ。彼と母親を話し合いするように説得するから1週間後に話し合いに言ってくれ。すまんな。」と思いのほか、同情してくれたので安心しました。
その後も、たびたび、会いに行きましたが、どういう訳か、110番要請に従うパトカーに邪魔されて会うことが出来ませんでした。
いつまた、強制入院にやってくるのではと不安な毎日が続きました。Aによって精神障害だという噂を仕事関係者に流布されて、だんだんと所得が減少していきました。
そういう訳で、1年後の平成12年8月ごろには失業同然ということになりました。
近隣地域でも、雰囲気がおかしくなっていきました。
私は両親宅の隣に住んでいます。分譲業者が開発した住宅地帯ですから、家は密集しています。道で大声をあげると何十軒に響きわたるようなところです。強制執行日の8月16日はお盆です、都会で生活している人々も、帰省していて、仕事も休みで 、みんな家に居ます。
こんな日に、保健所から3台の車で、6人が強制的に立ち入り、強制執行、措置入院と、これでもかと言うほど声高に叫び回りましたので、遍く近所の知るところとなりました。その上に、あることないことを触れ回る、関係者の工作によって、近隣においても居心地の悪化が始まりました。
私はこのまま放置していると、精神状況の悪化により自滅するとおそれました。とりあえず、精神に破綻が来る前に、健全な精神状況であると診断して貰っておこうと考えて、精神科で診察して貰いました。やはり、精神障害はないとの診断でした。
失礼な顧客を処理する方法についてのエッセイ
1個人間のトラブル紛争がある場合に、一方当事者の利益のために、要請されるまま行政機関がその権力を行使してもよいのだろうか。
2措置入院に向けての知事の診断命令書を提示することなく、強制立入りしても、違法ではないのだろうか。
3本当に知事の診察命令が発令されていたのであろうか。
4強制立入りは、被診察者の住居にだけ認められているのに(27条4項)、私の住居ではなく、どうして、私の両親の住居に強制立入りしていたのか。私の退去命令に応じなかったのは、いかなる法的根拠によるものだろうか。
5指定医及び立ち会いの職員は、請求が有れば、身分証明書を提示しなければならないのに、私の請求に対してだれ一人提示しなかったのは不法ではないのだろうか(27条5項)。
6措置入院の申請について、申請のあった者を調査した上、必要があると認める場合に診察命令を出すことになっている。(27条1項)
意図的に杜撰な調査によって私は精神科の指定医の診察受認を強制されたと思われるので、公務員が職権を濫用して、人に義務のないことを強制したことになる。したがって、刑法193条の公務員職権濫用罪に該当するのでは ないだろうか。
7私の身分証明書請求に対して、 「強制執行を受ける者に人権はない」と路上で近所に聞こえよがしに叫んだ、廣澤多 嘉子の行為は、刑法230条1項の名誉毀損罪に該当しないだろうか。
AやBは、私からの抗議をさけるために、あらん限りの手段を考え、私を精神病棟へ送り込もうとしました。危機一髪でその危険を回避しましたがAやBに対する憤りは更に激しくなりました。
私に謝罪するのではなく社会的に抹殺しょうとしたAに抗議するためにたびたびAの家へ向かいましたが、いつも、パトカーの出動要請によって妨害されました。
そして、家にもたびたび警察官がきて、「この事件は民事と分かっているが、我々もあぁいう団体にはナァー、出動せなしゃないや。」とか、「金も、権力も、知識もない奴は泣き寝入りするんじゃ。」とか言って、彼への接触を阻止しに来るのでした。
平成12年11月16日のことです。Aの家の前で、パトカー警察官からの警察への任意同行を拒否したところ、警察官しまに「逃げるなよ」「冷静に話し合いしょうや」と口では穏やかですが、私は激しく攻撃され、振り回され、首を絞められて、失神したのをよいことに、パトカーに乗せられました。
警察署に着くまで、地獄の苦しみを味わいました。運転していた若い警察官玉置が私のメガネをはずしたのを合図に、後部座席の隣に座っていた警察官しまによる肘打ち、足刀蹴りの嵐で、殺されるかも知れないと絶望的になりました。
この時の負傷については、昨年12月に治療費として刑事から2万円受け取っていますが、慰謝料はまだ受け取っていません。
警察は強制猥褻犯、ストーカーAのボディガード役を果たしました。二度とA宅に近寄るなと脅しながら私に暴行脅迫をした警察官2人を許すことができません。強制猥褻犯であるストーカーを擁護する警察、警察官なんて理解不能です。抗議する私に対して、警察が干渉してくるのは越権行為です。
警察はストカーであるAを取り調べるべきなのに、どうしてAの猥褻行為、ストーカー行為に反省を求める私を恫喝したのでしょうか。
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そもそも、民事事件だと知っていながら、しかも、ああいう団体にはなぁーと不平を漏らしながらも、その団体の言うがまま行動する警察は腐敗しきっています。
精神障害者に対する措置入院の申請は誰でもできます。
健康対策課は「精神障害のために自分自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれあることが明らかである者」であるかを慎重に調査します。調査の結果「精神障害者であること」「その障害によって自傷、他害の恐れかある」「そのおそれは明らかである」と判断された場合に、知事が精神科指定医による診察を命令することになります。
この診察はほとんどの場合、形式的で、そのまま措置入院へと進むのが常です。健康対策課の調査の結果を確認するための儀式になっています。
もし、指定医が措置入院の必要がないと判断した場合に、その後、被診察者が他人を害したならば、指定医はその責任を追求される危険があります。そのような危険を承知で、県の意向に逆らう診察結果を出すことはあり得ません。
したがって、強制診察の対象とされた私が、措置入院を免れたのは奇跡です。興奮することなく、冷静に、強制執行の違法性を追求したのが功を奏したと考えています。
健康対策課が、慎重な調査の結果、私を、措置入院の必要があると、どのような理由で判断したのか理解できません。共産党の県会議員に相談したところ、昨年9月18日に健康対策課課長 染谷意の説明を聞くことができました。
この課長は本省からのキャリァ課長だそうです。その時、何故かという質問には終始無言でしたが、「この件は、**党の**県議の関与ですので、不服があれば、行政不服審査へお申し出下さい」と極めて重要な発言をしてくれました。それで、長い間の疑問が氷解しました。
私を精神隔離病棟へと社会的抹殺を図ろうとしていたのは、A、Bという個人ではなく、強力な組織が行政組織に働きかけての結果であると分かったのです。
底知れぬ恐怖感と不安感は、どんどん膨らみ、やり場のない不条理への憤りに自分自身が持て余すようになってきていました。なんとかしてこの理不尽さを世に知らしめたいと強く思うようになりました。その時は、怒りの中心にまだAがいましたが、そのような凡人一人の矯正なんて、矮小であることに思いあたりました。
警察や、県庁の私に対する理不尽さを、世に訴え 、その腐敗を浄化することが、私の敵討ちであると決意しました。
その第一歩としてインターネットを始めました。2ちゃんねるの掲示板にその無念の思いを書き込んだりしました。その掲示板に「相談する人がいなければ、メール下さい」という投稿がありました。「校長先生お願いです」いじめHP告発の山田さんです。
私の受けた恐怖は措置診察との知事命令によるものです。そこで知事に説明を求めることにしましたが、代わりに出てきたのが染谷課長です。
質問は、ほとんど山田さんがしましたが、法的な疑問点について何一つ答えはありませんでした。
「いま、ここで、あなた様にお答え致しかねます。」というフレーズをお経のようにつぶやくだけなのです。措置診察が必要なのは染谷課長に対してではないかと思うようになりました。
染谷課長の説明では、どのような経緯で私に対する措置入院の手続きが始まったのか分かりません。誰によって、どのような調査が行われて、どのような資料分析が誰によって行われたのかも分かりません。誰によって、どのような判断が示されて、事実上は誰がどのような決定をしたのかが判明しません。
知事の措置診察命令が発令されたのは事実かの点も不明です。
私に対して令状だといって、私人による措置手続きの申請書を提示したぐらいですから、厳格な手続きを無視してなされた措置手続きであると思います。そこで、2月22日に、私に対する措置手続きについての一切の書類を対象に公文書公開請求をいたしました。3月7日付けで、公文書非開示決定通知書が届きました。
1公文書の存否を含め開示しない。
2その理由・・・上記公文書が存在しているか否かを明らかにするだけで、「個人に関する情報であって、特定の個人が識別され、又は識別されうるもの。」(条例第9条第2号)を開示することとなるため。
私は、精神に異常はありません。精神科医の診断でも、精神に障害がないと診断されました。理不尽な取り扱いをしても、何の説明も、情報も公開しないというのです。何の情報も県から得られないことになります。
航空工学を学んできた私が何故に、県知事から措置診察の命令を受けねばならなくなったのでしょうか。そのために、私の生活は社会的に抹殺されそうになっています。その責任は知事にあると思います。
和歌山の片田舎に住む私が、措置入院制度の濫用被害第1号だとは思えません。もう既にたくさんの被害者が閉鎖病棟に隔離されて、社会的廃人化されている可能性が高いと思いました。
無実で、裁判で有罪にされて、刑務所に拘禁される方がまだ、ましです。少なくとも、開かれた法廷で弁解出来るからです。
措置入院は、狂気のスタッフが揃えば、一切の弁解の機会さえ与えずに社会的に抹殺されてしまいます。家族が、抗議しょうと指定医2名の診断にうち砕かれてしまいます。院内で、反抗的であれば、電パチの洗礼をうけ、薬物療法の名の下に人格崩壊へと導かれるかもしれません。その上、本人から、もしくはその親族はその医療費まで負担させられるのです。このような被害者を救出しなければなりません。
また今後、そのような被害者の発生を、とめねばなりません。このような思いで、山田さんの協力を得て、ホームページを開設することにしました。
被害者もしくは被害者の家族のメールをお待ちしています。ともに闘いましょう。暗黒の社会に、光が射すまで メールはこちらまで
引用終了―――
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2011.7.19 ↓より転載
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染谷課長との会話のやりとり
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